2013年太陽家具社旗争奪大会|一回戦|VS恩田クラブ|原タイガース.net
いよいよ2013年のシーズン開幕です!
2年生から6年生までの全メンバー11人で臨む原タイガース。
新チーム結成から冬を越えて少しずつ成長している(ハズです)子供達が
どんな試合を見せてくれるのか??ジェットコースターに乗る前の心境に
近い(笑)ですが、とにかく「今出来る事を精一杯」これを合言葉に頑張
って欲しいと思います。
しかし、試合の前日練習に行ってみると・・・「あれ!?」なんかいつも
と違う。
翌日に開幕を迎えるチームに激震が走ったのです!(大げさ)
なんとキャプテンでピッチャーを務める晃平君が「熱が出て休み」だというのです。
チームに6年生が二人しかいない中、その一人が欠けるとなると・・・
ただ、その時には「明日になれば熱も下がって元気になるんじゃない?」と楽観的
発想をしていましたが、練習が終わる頃お母さんから電話があり・・・
「インフルエンザでした」・・・閉店ガラガラですね(笑)
まぁこれで本当にどうしようもなくなったわけですから、諦めて戦うしかありません。
11人が10人になったわけですが、オーダーを決めるにあたっては監督も相当頭を
悩ませたと思います。当日の朝監督の顔を見たら・・・こりゃ寝れなかったな(笑)
さて、開幕戦の相手は恩田クラブさんです。審判講習会の際に選手達がフォーメーション
練習の手伝いをしてくれたのですが、その時に見た印象でも体はそれほど大きくないです
が投手を中心とした守備が安定していて、安定感がありそうなチームだと感じていました。
試合は、序盤から四球と失策の連鎖にヒットやバントが絡み大量点を与えてしまいます。
緊張もあるでしょうが、普段繰り返し練習している基本のカバーやバント処理なども
出来なかったり遅れたりなどが随所に見られます。
いつも練習時に「ここ(練習の場)で出来なかったら試合では絶対に出来ない」と毎度
話していますが、まさにそれが悪い形で現れた状況です。
このチームにとって「出来る」と言うのは「上手にプレーする」ことではなく、「出来
る約束事をやろうとする意思」を見せることです。練習では状況を作った中で行います。
その中で決めている約束事がきっちりと出来なければ、試合の中では対応出来ません。
つまり「カバーに行こう」とする意思があって、行くべきカバーに行ってくれることが
大事でその後捕球出来るかどうかは、その後のことなのです。
当然「行く意思」が”準備(予測)”で、良いタイミングでカバーに入っていれば余裕が
生まれ「捕球」出来る確率もあがるのです。
大事なことはそれに気付くかどうかです。
恩田クラブの投手は2番手の投手でしたが、体が小さくともフォームが安定し、制球が
とても良い安定感のある選手です。セットポジションでは毎回タイミングを変えて投
げてきますし、初球のストライク率が非常に高く大崩れもなさそうです。
守備でも打撃でも恩田クラブさんは原タイガースとの力の差など関係なく、きっちりと
丁寧な野球を心がけて選手も対応していました。本当にお手本になる良いチームです。
もっと打つ作戦や、点差が開いて制限していた盗塁をされていれば点差はもっと開い
ていたと思います。
試合のスコアは 1-19。これがこのチームのスタートとなります。
ある時子供たちに言いました。「いつかみんなを驚かせよう」って。
でも三段飛ばしでは上がって行けませんから、一段一段地道に上がって行くしかありません。
少しずつ出来る事を増やしていって、強くはないが「いいチーム」になってもらいたいと
思います。
しかし・・・試合中はやっぱ写真撮れんな(笑)
ギャラリーページも一応作ってます。
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宇部市少年野球協議会所属
原タイガース オフィシャルブログ
URL:http://www.haratigers.net/blog/