宇部市少年野球 原タイガース.net

山口県宇部市の少年野球チーム 原ターガースの活動をご紹介しています

DSC_0155_R

宇部市少年野球協議会 6年生お別れ大会|一回戦|VS東岐波クラブ|原タイガース.net

| 0 comments

宇部市少年野球協議会 6年生お別れ大会|一回戦|VS東岐波クラブ|原タイガース.net

遂にこの時が来てしまいました・・・
3月31日に開幕した2013年度シーズンもアッという間に
7か月もの期間が過ぎていき、宇部市少年野球協議会主催
の大会としてはこの6年生お別れ大会が最後となりました。

例年、この大会では6年生達にオーダーを決めさせたり
普段投げないような選手がピッチャーをしてみたりと
ある程度自由に試合をさせてきています。

しかし、今年に関しては元からいる二人はそのまま
バッテリーでしょうし、最近入ったあゆむ君は内野は
まったく練習していません。

必然的にいつも通りのオーダーで臨む形になりました。

お別れ大会スコア

お別れ大会スコア

開会式直前、試合順が2試合目から1試合目に変更になってしまいます。
1試合目の準備で来ていないので、まったく体を動かしていない為、
不安を感じつつも、試合に臨むことになります。

先行は東岐波クラブ。

先頭バッターにいきなりレフトへヒットを許します。
やはり、準備不足もあってボールが走っておらずちょっと苦しい立ち上がり。
2番打者は11球も粘られますが何とか三振に打ち取ります。
しかし、この粘りが効いたのか3番打者にはライトに痛烈な当たりを打たれ
打球はそのまま頭上を抜けて行ってしまいました。

初回にいきなりの2失点。

力投する山下投手

力投する山下投手

まぁでも打たれた点なので、失点そのものは仕方ありません。
むしろこの初回のポイントは、試合中にも選手達に伝えましたが1番,2番打者
の粘りであったと思います。
1番打者は7球投げさせた後、レフトへヒット。
2番打者は2ストライクから4球連続ファールなど、とにかくボールに食らいついて
当てて来ました。結果的には三振でしたが、このことが様々な効果を生みます。

外野を越されるような怖さはなかったので、前に飛ばしてもらった方が楽なの
ですが、これだけ粘られると投手にとっては精神的にも負担がかかります。
もちろん粘っている最中、相手ベンチは盛り上がって行き「イケるぞ!」と
なってくるわけです。

この1,2番打者が投げさせた18球の価値はとても大きいものでした。

さて、原タイガースの攻撃です。

先発した東岐波クラブの投手は、球威があるわけではないですがこうへい君と
同様、緩急を使ったピッチングをしてきます。

初回は、その緩急にまったく付いていけず、全盛期の杉内投手のチェンジアップ
が来たかのような空振りで2三振を喫します。

その後も、まったく合わないというか合わせないというか、相手投手の思い通り
に抑えられている状況が続きます。

緊張の4番眞鍋君

緊張の4番眞鍋君

しかし、モーションをしっかり見ていればどちらが来るか途中でわかります。
本来なら、ベンチや打席の中でそれを見つけて試合中に対応して欲しいのですが
まったくその気配はありません。

ならばどちらか絞るしかありません。

こういう指示も5年生以下の選手にはまだまだ混乱を招くだけですので
こうへい君とさくや君に絞って指示をします。

本当は、「2ストライクまでは”どちらか”に絞って積極的に打ちに行く」と
指示したいところですが、”どちらか”ではまた迷いそうなので・・・
「2ストライクまでは”緩い球”を待って」と指示をしました。

すると、さくや君は打席で落ち着けたのか2球目の”緩い球”をこれまで見たことのない
上手なタメでレフトへ痛烈な当たりを放ちます。
結果は良いポジションをとっていたレフトへのライナーでしたが、彼がこの1ヶ月間で
また成長できたことがとてもうれしく思いました。

守りでは、2回にワイルドピッチで1失点。
4回には入部1か月のライトあゆむ君が、見事なランニングキャッチを見せてくれましたよ!
5回オモテには失策などで2失点と0-5とされ、いよいよ最終回を迎えます。

必死に食らいつく幡生君

必死に食らいつく幡生君

下位打線に回る打順でしたが、なんとか1点を返し2アウトで9番のだいき君に回ります。

ネクストはこうへい君。

「なんとかもう一打席」と願いましたが、そのまま三振で試合終了。

最後まで6年生の願いを叶えてあげることが出来ませんでした・・・

後半になればもう少し、チーム力が上がってくるかな?と期待を抱いていましたが
全体の底上げが追いつきませんでした。
もちろん、成長はしていますが他のチームとの成長力に差があったと思います。
指導者としての力不足に、ただただ申し訳ないと思うばかりです。

しかし、6年生にとってはここからが、心も体も大きく成長していく時期になります。
まだ招待大会などもありますし、年が明ければ駅伝やロードレースもあります。
卒団の日までは、中学生になる前の準備としてしっかりと成長の手助けをしたいと
思います。

5年生以下にとっては、前途厳しい現状と言わざるを得ません。
これから冬季のトレーニングに入る中で、自分を知り、目指す姿になるための努力を
いっかりと積み上げて欲しいと思います。

では6年生のみなさん、まずは一区切り。お疲れ様でした!

6年生お別れ大会のフォトギャラリーもどうぞ♪

あわせて6年生大会お別れセレモニー&お疲れ様会の模様もあります♪


*****************************
宇部市少年野球協議会所属
原タイガース オフィシャルブログ
URL:http://www.haratigers.net/blog/

コメントを残す

Required fields are marked *.