原タイガース｜JCヤングスポーツ杯｜A級｜一回戦｜VS万倉少年野球

本大会は例年、1day消化のブロック優勝で運営されていましたが、2012年大会
より3日間のトーナメント方式に変更されました。
これまでは1日で消化させる為、試合時間も1時間の制約があり慌ただしく進行
していましたがフルに試合が出来ることは子供達にとっても大変喜ばしいこと
です。JC（宇部青年会議所）の皆様ありがとうございます♪

そんな中、このJCヤングスポーツ杯より原タイガースとしては「A級」に加え
「C級」を初エントリーして臨む楽しみと不安が入り混じった緊張感のある大会
となります。
6年生にとってはほぼ最後と言ってもよい大会・・・
悔いを残さないようにプレーして欲しいものです。

まずはA級から
試合前のアップを見ていると・・・なんだか緊張感のない様子。
例年この時期になると我々はアップも選手任せでゆっくりと様子を眺めている
のが通例ですがなんとも言えないフワフワした感じがまたもや嫌な予感を
呼び起こします・・・

アップの途中で子供達には「このまま試合に入ればまた自分達が苦しい思いを
するよ」と警告しました。この一年ずっと繰り返してきた失敗をして欲しくない
ですし、やはり試合で力を出し切って欲しい・・・
だから厳しい口調で伝えたつもりですが、気持ちの切り替えというのはそんなに
簡単ではありません。

いざ試合が始まると・・・
やはりアップ不足でしょうか、原タイガースの先発投手はコントロールが定まら
ず回が進んでもバタバタと落ち着かない状況。
対して万倉少年野球さんの投手は球速はなくともコントロールが良く、また
原タイガースの選手が無抵抗に三振してしまう為気持ちよく投げることが
出来ます。
加えてキャッチャーの選手がこちらのセーフティーバントも全て処理してアウト
にするなど万倉少年野球の選手達の気迫がとても伝わってきていました。
ベンチでも「こりゃ先に点獲られるともう獲り返せんかもね」と監督と話しを
するほどでしたが案の定、ミスから先に点を与えてしまいます。

そこからようやく、「打席で何か動いてみたら？」という指示に合わせて相手
投手を揺さぶる攻撃を見せ始めます。
しかし、なんといっても最初から緊張感がなかった原タイガースの選手達・・・
こういうときは打席に入った時、ピンチで守りについている時、とたんに緊張
してしまい普段のプレーが出来ません。「本番に弱い」と言うのは、その場面で
過度の緊張状態や準備不足によって起こるものだと改めて実感できますね。

最終的には、そこまでほぼ100点に近かった万倉少年野球さんの一つのミスに乗
じて1点をもらいサヨナラ勝ちで次戦に進むことが出来ました。

厳しい言い方ですが、また次に試合が出来ること以外に良かった点はなかった・・・
まったく何もなかったかと言うとそうではなく、良かったプレーも忘れてしまうほど
のふがいなく、いつも言う「もったいない」試合だったと思います。

終わった後、選手達には長々と話しをしましたが
我々にとっても6年生達と野球が出来る時間は少ない。だから「思い出」に残る
試合をして欲しい。「しんどかったけど、頑張ってきて良かったな」と思える
試合をして欲しい。そう願ってるんです。

この大会は翌日が雨で流れた為、トーナメントを二つに分けて
ブロック優勝方式となりました。
つまり次の試合が「準決勝戦」となります。相手は西宇部クラブ！
燃えない理由はないでしょ？笑

気持ちがぶつかり合う、好ゲームを期待したいと思います♪

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宇部市少年野球協議会所属
原タイガース　オフィシャルブログ
URL:http://www.haratigers.net/blog