宇部市少年野球 原タイガース.net

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第38回JCヤングスポーツ杯|一回戦|VS藤山クラブ|原タイガース.net

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第38回JCヤングスポーツ杯|一回戦|VS藤山クラブ|原タイガース.net

本大会は宇部市青年会議所主催(以下、宇部JC)の大会です。
宇部JCは様々な学童スポーツの支援を続けられており、野球もその一つ
として長年主催大会を開催していただいています。

この大会は、ブロック別トーナメントとして各ブロックにて優勝、準優勝
を1日で決める大会となります。

宇部市の公式戦はこのJCヤングスポーツ杯と6年生お別れ大会を残すのみ。

6年生は集大成に。5年生以下は来年への足掛かりとして捉える大切な
大会です。

JCヤングスポーツ杯スコア

JCヤングスポーツ杯スコア

対戦相手は、宇部日報社旗争奪大会で対戦した藤山クラブ。
前回も前半は好ゲームを展開していましたが、中盤以降守備が崩れ、終わって
みれば4-8。守備力の差がそのまま点差となって表れた試合となりました。

一度対戦したこともあって、ある程度の特徴はつかんでいる今回。
原タイガースとしてはロースコアの接戦で終盤まで我慢したいところです。

試合前に先発メンバーを聞く原タイガースの選手達

試合前に先発メンバーを聞く原タイガースの選手達

原タイガース先攻で始まった試合は1回の裏、無難に2アウトをとったところで
3番の強打者を迎えます。
カウント2ナッシングからファールが続きますが、5球目のアウトコースのボールを
お手本のようなスイングで打った打球はセカンド方向へ強いライナーとなります。
これを、反応が遅れたセカンドが捕球できず、打球はそのまま右中間を真っ二つ。
早くも先制点を与えてしまいます。

この場面での問題点は二つ。

一つは、2ナッシングからは1球大きく外へ(バットが届かないところへ)投げるよう
指示していますが、2球続けてファールされタイミングを合わされた後に痛打されて
しまっています。

もう一つは、強打者を迎えて強い打球に備え準備を怠っていた点。

5イニング1時間制の今大会では先に失点すると大変不利な状況になりますし
2アウトからの失点はそれでなくてもダメージが大きいものとなります。

しかし、まだ初回。1点なら何とかなる点差です。気を取り直して行きましょう。

2回の表、原タイガースの攻撃は4番のさくや君から。
身体能力抜群のさくや君ですが、ちょっと不器用な面があるのと豪快な面持ちの割に
緊張しすぎる面があり、なかなか能力通りの打球を打つ事が出来ていませんでした。

しかし、ここ1か月ほどスイングの改善を図り自分なりに努力してきています。
後は、バットにボールが当たれば誰よりも遠くへ飛ばせるはずなんですが・・・

さくや君が打席の時はいつもスイングの瞬間「当たれ!」と念じます(笑)
時々声に出てしまうほどです(笑)そんな事で打てるならみんな打てるようになりますが
野球の神様にお願いせずにはおれません。

そして初球。「当たれ!!」・・・・・

4番 眞鍋選手の打った打球はレフトへの大きな当たり!

4番 眞鍋選手の打った打球はレフトへの大きな当たり!

・・・・「当たった!!」

と思った打球は高々とレフト方向に向かって飛んでいきます。
あまりに高く上がったフライで「レフトフライかな?」と思っているとレフトがこちら向きに
捕球態勢に入ります・・・と思ったら遥か後方に打球が落ちていきました!!

その瞬間ベンチは大騒ぎ!!

皆が口々に「走れー!!」「やったー!!」「まわれー!!」と叫び、更には
「こけるなよー!!」とか「ベース踏めよー!!」と頼むから無事に回って来い!と
心からの必死の願いが溢れ出てきます(笑)

レフト後方への打球でホームランとなった眞鍋選手

レフト後方への打球でホームランとなった眞鍋選手

そして無事に?ホームイン。

大喜びのベンチに迎えられたさくや君は、すぐさま防具を付け始めますがその目には
涙が溢れていました。今年初めて流した嬉し涙だったと思います。
「努力は実る」野球の神様が見ててくれたんでしょう。ほんとに良かった。

この回は、このホームランによる1点にとどまりましたが、すぐに追いついたことで
まだまだ試合の行方はわかりません。ここから我慢すればチャンスはあります。

1-1で迎えた3回の裏。

藤山クラブの攻撃は9番打者から。この回を3人で切れば3番の強打者までは回りません。
二回り目にも入る、この回がターニングポイントです。
ベンチでも「この回をしのげば・・」と話をしていましたが、これまでの試合では大体
このあたりでビッグイニングがやって来ます。

先頭打者はサードゴロ。しかし、この打球を弾いてしまい出塁を許します。
バントで送られますが、2番打者をショートゴロに打ち取りツーアウト。
ここで3番打者。何とか踏ん張ってほしいところでしたが、初球をレフトに痛烈な打球で
タイムリーヒットを打たれます。

更に4番打者を歩かせ、その後盗塁などで2アウト2,3塁となります。

ここで5番打者の打った打球はファーストへの平凡なフライ。
「なんとかしのいだかな?」と思ったその瞬間・・・まさかの落球です。
そのまま3塁ランナーがホームインで2点目。更に次打者にレフトへヒットを許し3点目。

これで1-4。予定通りのビッグイニングとなってしまいました。

試合はそのまま1-4で敗戦です。

しかし、スコアブック上ではヒットが付いていますが実質許したヒットは1本。
四球が一つ。ピッチャーのこうへい君は最近の数試合はとても安定して良い
ピッチングをしてくれています。

力投する山下主将

力投する山下主将

なかなか守備が我慢できない状況ですが、それでもめげずに投げる姿勢は立派
だと思っています。

守備の精度を上げられなかったのは、指導者の責任です。
ただただ申し訳ないと思うばかりです。

しかし、泣いても笑っても宇部市少年野球協議会管轄の公式戦は「6年生お別れ大会」
を残すのみ。

最後にひと花咲かせてほしいと思いますが、6年生三人は勝敗に関係なく思い切り
楽しんでプレーしてほしいと思います。

だんだん肌寒い季節となりましたが、体調管理に気を付けて最後まで無事に
試合が出来るよう頑張りましょう!

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宇部市少年野球協議会所属
原タイガース オフィシャルブログ
URL:http://www.haratigers.net/blog/

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